2017-09-09 夏 詩 脳に夏が溜まってきた。俺は手元にあったスパナで頭蓋を割ってそいつを出してやると炭酸の泡のようにはじけて消えてった。苦痛だが、またこうして来年も夏を処理しなくちゃならない。世界はたった一つの季節に支配されている